トーンを重ね貼りしても、印刷/書き出し時に反映されません

同じ線数・濃度設定のトーン同士を重ね貼りした場合、そのままだと網点の位置が完全に重なり、陰影が表現できません。


キャンバスの表示倍率が低いと、トーン部分がグレーでプレビューされて、重ねた部分が濃く見えます。


しかし、拡大して見てみると、トーンの網点の位置が完全に重なってしまっているので、出力した際にも、重ねた部分の濃度の変化が無い状態になってしまいます。


トーンを重ねる際は、重ねた部分を拡大表示して、網点の位置をずらした状態にしてください。


レイヤー移動ツールを選択し、サブツールパレットでツールを[トーン柄移動]にすると、キャンバス上をストロークして網点の位置をずらし、トーンを重ねた部分を濃く表現出来ます。



※動くのは網点の位置のみで、トーンの貼り付け領域が動いたり、トーンの柄が動くことはありません。