[ファイル保存に失敗しました。]と出てしまい保存が出来ません


[ファイル保存に失敗しました。]というエラーが出て保存ができない場合、[ファイル]メニュー→[別名で保存]から別の保存先を指定して保存を行って下さい。

それでも保存ができない場合は、セキュリティソフトの設定などをご確認下さい。



保存先を端末内に指定する

以下の場所に保存した場合に、正しく保存できないケースの報告をいただいております。


  • 外付けのHDDやUSBフラッシュメモリー
  • DropboxやOnedriveなどオンラインストレージの同期対象になっているフォルダ


CLIP STUDIO PAINTから保存する場合、パソコン内蔵HDDで、オンラインストレージの同期対象になっていないフォルダを保存先に指定して下さい。



[Windows]Microsoft Defenderの設定を変更する

Microsoft Defenderの影響で、ファイルの保存に失敗している可能性があります。


以下のページを参考に、Microsoft Defenderの設定で[コントロールされたフォルダーアクセス]をオフにして下さい。




セキュリティソフトの更新・除外設定を行う

セキュリティソフトの監視により、CLIP STUDIO PAINTが影響を受けている可能性があります。


セキュリティソフトを最新にアップデートした上で、以下のページを参考にCLIP STUDIO PAINT関連のフォルダ・ファイルをセキュリティソフトの監視から除外して下さい。




参考:作品のバックアップ

作業中の作品が保存出来ずアプリケーションを閉じられない場合、応急処置として以下の方法による保存を行ってください。


別のキャンバスにレイヤーをコピーして保存する

1.[ファイル]メニュー→[新規作成]から、作業中のキャンバスを同じサイズ・解像度のキャンバスを作成します。


2.作業中のキャンバスで、用紙以外のレイヤーをすべて選択します。



3.[編集]メニュー→[コピー]を選択します。


4.手順1で作ったキャンバスを選択し、[編集]メニュー→[貼り付け]を選択し、作品のレイヤーがすべて貼り付けられることを確認します。


5.[ファイル]メニュー→[保存]を選択し、保存ができるかご確認ください。



素材パレットにレイヤーを丸ごと登録する

別キャンバスにレイヤーをコピーしても保存できなかった場合、作品のレイヤーをすべて素材パレットに登録する方法を行ってください。

次回起動時に、登録したレイヤーを白紙のキャンバスに貼り付ければ作品画像が復旧できます。


1.[ウィンドウ]メニュー→[素材]から[カラーパターン]など任意の項目をクリックし、素材パレットを表示します。



2.素材パレットで[すべての素材]を右クリックし、[新規作成]から新しいフォルダを作り、任意の名前を付けます。



3.保存したいキャンバスが開かれている状態で、[編集]メニュー→[素材登録]→[テンプレート]を選択します。


※レイヤー数が多い場合、ダイアログが出るまで時間がかかる場合があります。



4.素材のプロパティが表示されたら、[素材名]に任意の名前を付け、手順2で作成したフォルダを選択して[OK]をクリックします。



5.素材パレットに登録されます。



6.新規キャンバスを作成し、素材パレットに登録したレイヤーを貼り付けて作品の復元ができることをテストします。




上記手順でレイヤーを素材として保存しておくと、作品を保存せずにアプリケーションを終了しても、次回起動時に素材パレットから画像を貼り付けることが出来ます。