半透明とみなされるテクスチャの不透明度について教えてください
[環境設定]にある[半透明とみなされるテクスチャの不透明度]は、指定された値よりも不透明度が小さいテクスチャが3Dオブジェクトに適用されている場合に、半透明とみなして描画する設定です。
[半透明とみなされるテクスチャの不透明度]設定値の例
設定を変更すると、オブジェクトに適用されている透過情報を正しく描画したり、処理負荷を軽減することができます。
2022年6月28日に公開されたCLIP STUDIO PAINT ver. 1.12.3で[半透明とみなされるテクスチャの不透明度]に対応いたしました。
こちらよりアップデートしてご利用ください。
設定方法
1.[環境設定]を開きます。
2.[3D]を選択します。
3.[描画設定]にある[半透明とみなされるテクスチャの不透明度]の値を設定し、[OK]を押します。
4.アプリを再起動します。
[半透明とみなされるテクスチャの不透明度]は、デフォルトの値である90のままにしておくことを推奨します。
設定値と3D表示の関係性について
[半透明とみなされるテクスチャの不透明度]の値を大きくすると
3Dオブジェクトに半透明の処理が実行され、正しく透過情報が描画されるようになります。
オブジェクトのポリゴン数が大きい場合は、動作が遅延しやすくなります。
[半透明とみなされるテクスチャの不透明度]の値を小さくすると
3Dオブジェクトに不透明の処理が実行され、処理負荷を軽減することができます。
負荷の要因が半透明のテクスチャ処理である場合に軽減が見込めます。
オブジェクトによっては、奥の物が透けなくなったりして描画が乱れる可能性もあります。