LT変換のダイアログについて教えてください
レイヤーのLT変換を行う際に、ダイアログで細かな設定を行うことができます。
詳しくは以下の内容をご確認ください。
LT変換のダイアログ
①プリセット
LT変換の用途にあわせてあらかじめ用意された設定を選択できます。
②カテゴリー
3Dオブジェクトに対してどのような操作をするか選択できます。
詳しくは「カテゴリー」の項目をご確認ください。
③パラメータ一覧
線幅やブラシの種類など、細かな設定ができます
詳しくは「パラメータ」の項目をご確認ください。
④プレビュー
オンにすると、設定した内容がキャンバスにプレビュー表示されます。
カテゴリー
以下の3Dオブジェクトをそれぞれのカテゴリーで変換した際に、どのような変化があるかご紹介します。
3D線画
3Dオブジェクトの立体構造をもとに線画を抽出します。
2D画像のLT変換では、[3D線画]のカテゴリーは表示されません。
玄関の立体構造を把握して、右側の壁の境界線に輪郭線が抽出されています。
テクスチャ線画
3Dオブジェクトを1枚の画像とみなして線画を抽出します。
[3D線画]と比較して、壁の境界が見えなくなる一方で玄関のタイルの輪郭線が抽出されています。
トーン
3Dオブジェクトを一枚の画像とみなして、画像の陰影をもとにトーンを貼ります。
パラメータ
3Dの大きさで精度を調整
3Dの輪郭線を抽出する際に、奥行きの変化量が小さい線の抽出を抑えます。
例:教室全体の奥行きに対して、段差が少ない掲示板の輪郭線の抽出が抑制されています。
アウトライン
アウトラインとは、3Dオブジェクトがある場所とない場所の境界を指します。
複数のオブジェクトが重なっている場合、オブジェクト同士の境界はアウトラインと見なされません。
例:手前の人物の左手と、奥の人物の胴体の境界はアウトラインと見なされません。
線の検出方向
画像の明暗に応じて、線を検出するか設定できます。
上矢印が有効の場合は、上側の領域が明るく、下側の領域が暗い水平な境界線を抽出します。
例:白い背景に茶色いソファーを配置します。
上矢印を無効にすると、ソファーの上面の線が消えます。
より詳しいLT変換機能の使い方は、以下の使い方講座をご参照ください。